NO DOORSを終えて〜農家の私がイベントに出る理由〜

随分日付が空いてしまいました。
7月27,28日の仙台市出のイベント「NODOORS」が無事終了しました。

NO DOORSとは

「NO DOORS」
OUTDOORとINDOORを区切って考えるのではなく、ドアを無くしてシームレスにして考える。
このイベントがアウトドアに興味を持つきっかけになったり、シームレスな楽しみ方に繋がれば、という川村さんの思いが詰まったイベント名です。
川村さんのお店「エンスタイル」に行ったことがある方はわかるかと思いますが、川村さんらしいコンセプトです。

出店者様を見ると、山をやってる方であれば一目瞭然、それはまぁ有名なブランドがずらり。
山をやらない方であれば有名な飲食店や雑貨屋さんがずらり。

私的に面白かったのは、古本屋さんが2店舗来ていらっしゃったこと。
時間がなくてサラッとしか見れませんでしたが、それぞれのお店の個性が光る2つの店舗でした。
本というと、まさにインドア。おうちで読むものです。
アウトドアとインドアの真骨頂な感じがしました。

出店を決めた理由

今回で2回目の開催となったこちらのイベント。
去年もお誘いを受けましたが、まだ自分に自信がなくお断りをしましたが
今年は意を決して出店を決めました。(去年同様自信は全くありません)

主催者の川村さんとは私が仙台に住んでいた頃から仲良くさせていただいていて、地元に帰ってきてからもちょくちょく連絡をくださり交流をしていました。

TRAIL APPLEという商品をもっともっとハイカーさんに広めたいと思っていた私の気持ちを汲んでくれ、いろんな方とい繋がってほしいという思いがあったんだと思います。
去年も連絡をくれていたということもあり、今年こそ出て、いろんな方とお話をしてみよう!と心に決めました。

いや〜もっともっと話したかった!
これは出店しているとなかなか他の方とお話している時間がないもので、今後の課題です。

実際のブースは?

さてさて、私のブースはというと、お外のブース。
飲食店は中で調理ができないので、どうしてもお外になってしまうとのこと。
可愛らしい八百屋さんと美味しいクラフトビール屋さんの隣です。

設置完了。
今回はシーズンじゃないので生のりんごはなし。
加工品とテイクアウト(ジュースとアップルジンジャーエール)をご用意しました。
あと、コンフィチュールの試食とジュースの試飲も。

いざ!イベントスタート!

今までのイベントでもそうでしたが、お客様の長蛇の列を見るのが好きで、
人気のお店はすごいなぁ〜と今回も眺めていました。

私のブースには、お買い物をして一息つきたい方がふらっと来る感じだと思っていましたところ、
1人の可愛らしい女の子が…!!

「ずっとインスタで見てて写真がすごく綺麗でファンでした!
仙台に来るという投稿を見て、滅多にない機会だと思って来ました!」と。

えーーー!!!!!

しかも、その方は、山をやっていないのだそう。
私の投稿を見て、山に興味が出て行ってみたいなって思ってくれているそうです。

もう、めちゃくちゃ嬉しかったです。。。(泣)

私のフォロワーさんは山やってるハイカーさんが多いものだと思っていたから。
てっきり山から流れてきたお客様だと思ったら。

しかも、写真が綺麗で、って言ってもらえたのが嬉しかったなぁ。

私のインスタの写真はほぼオールドレンズ使っていて
ピントもマニュアルでピンボケばかりだし、彩度低くて、物足りなさを感じる方もいらっしゃると思っていたんです。
でも私がこういうニュアンスっぽい写真が好きなので
畑の良さを私なりに写真を撮って伝えてきたつもりでした。
それをわかってくれてる方がいて、会いに来てくれるなんて。感無量。
とても嬉しい、とても良き出会いでした。

その後も嬉しいお声をたくさんいただきました。
「アップルジンジャーが美味しいって聞いたので買いにきました」
「去年ヤマノワ店でトレイルアップルを買ったら美味しかったのでまた買いにきました!」
「アワーシングさんでトレイルアップルをおすすめされて美味しかったので買いにきました!」
「ジュースってこんなに美味しいんですか!?」
「自分の作ったりんごでこんなに加工品作ってるんですか!?」と驚いてる方もいました。
(もっとありますが書ききれない!)

2日目にテイウクアウトは完売。持っていったカップがなくなってしまいました。

すると、どうしてもりんごジュースを飲みたいと、
「さっきコンビニで買ったコーヒーカップの空があるので車から持ってきます!」
えええええぇぇぇTT
本当にごめんなさい。そこまでして飲みたいだなんて。嬉しかったなぁ。

お隣のコーヒー屋さんから空のカップを貰ってジュースを買ってくれたお客様まで。
申し訳なさでいっぱいです。
コーヒー屋さんもありがとうございました。

雨に降られることもありました。
晴れたと思えば暑くて暑くて溶けそうでした。
それでも、たくさんのお客様、たくさんのボランティアスタッフの方々のサポートが手厚く、
楽しく終了できました。
あの雨も今となってはいい思い出です(笑)


もっと出店者さんとお話したかったのと、
もっとお店をじっくり見たかったのが心残りですが、また次の機会の楽しみに◎

そして最後に、遠方の私が出店できたのも、申請書類など全て面倒を見てくれたエンスタイル川村さんのおかげ。
お誘いくださって本当にありがとうございました。

また来年のイベントを楽しみにしています^^

農家がイベントに出るということ

周りからの目

農家がイベントに出るということ。
加工品をたくさん作るということ。

他の農家さんからしたら、何遊んでるの?って思われると思います。

実際、私も畑で合間を見てSNS用の写真を撮っていますが、
側からしたら何してるんだろう・・って思われている可能性だってあります。

本気でりんご作ってるの?って、思われてるんじゃないかなぁと心では思ってます。

はい、本気です。
日中は基本的にガッツリ畑仕事です。

若者の果物離れ

どう思われようと、私は加工品を作り続けるし、イベントだって可能な限り出続けていきたい。

それは、若者=果物離れが進んでいると思っているからです。
実際りんごを販売していたり、知人友人の話を聞く熱量でなんとなく分かります。

でもそれって、食べる機会がどんどん減っているからだと思っていて、少し前のようなご近所付き合いも多かった時代、農家から出た規格外の野菜や果物を当たり前のように分け合って暮らしていました。
地元の人が「りんごは買うものじゃない、もらうものだ」とよく言うのはこの所以です。

でも、核家族化が進み、マンションやアパート住みも増え、ご近所付き合いがなかなか難しくなってきたこのご時世。
農家が減ってきたのも要因の一つ。
なかなか果物を気軽に手にできる時代じゃなくなってきたのかなぁとも思います。

イベントを通して気軽にりんごを楽しんでほしい

私はそれを、イベントを通して本当のりんごの美味しさを手軽に知ってほしいと思っているんです。

オンライン販売は、
誰が作っているんだろう、大丈夫かな、
なんかちょっと高い買い物だしな、
スーパーに売ってるから買わなくてもいっか、
と思うと思うんです。

でもイベントだと、「私が作ったりんごです」と堂々と言える。
自分で最初っから最後までりんご栽培をしているので自信を持って言えます。

そして果物=生が美味しいと思ってる方も多数。
はい、それも納得。生のりんごはめちゃくちゃ美味しいんです。

でもそれってどうしても季節限定になってしまう。
その偏見を「試食」「試飲」で払拭し、私が作ったりんごの加工品も「美味しい!」と言っていただける。

それがきっかけで、本当のおいしさを知っていただき、
年中りんごを楽しめるということを伝えていきたいんです。

毎日の暮らしにりんごで彩られる、
秋にはりんごも食べてみようかなって、ちょっとでも思ってくれる人が増えたらいいな、
そんな思いでイベントに出ています。

なかなかイベントに出る機会も少ないので、
こうやってりんごを作っているよ、今はこういう作業だよとSNSで発信をしていく。

そうして私のりんごのファンが増えていったら嬉しいなと
そう思います。

さて、これからもりんご栽培、楽しんで頑張りますよ〜!!!

長文お読みいただきありがとうございました◎

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